更新日:2024年3月
※上半身に身につける浮力があるアイテムのことを「ライフジャケット」や「ライフベスト」
とよびます。

下記に記載する内容ではどちらの表現も使用しております。

ライフジャケットはウォータースポーツをする上であなたの身体を守ってくれる非常に大事な道具です。そのため、ライフベストを購入する際はサイズから、ベストの種類、そしてベストの素材に至るまで様々なことを確認して進める必要があります。
本ページではサイズの見方(上半身のどこを測ればいいのか)から、種類(浮力を重視したタイプ・動きやすさを重視したタイプ)、そして素材(ネオプレーンナイロン)に至るまでライフベストを購入する上で知っておきたいことを網羅的に説明しています。

目次

信頼できるライフジャケットとは ライフジャケットのサイズの見方 ライフベストの種類 ライフジャケットの形状 ライフベストの素材 ナイロン vs ネオレーン

「信頼あるライフジャケット」は何が違うの?

ライフジャケットが命を守る効果は極めて高く、海中転落時にライフジャケットを着用していた場合、非着用時と比べ、生存率が2倍以上となることも明らかになっています。

マリンショップMGSでは、以前より信頼あるライフジャケットの着用推進に取り組んできました。現在、水上スポーツ用品メーカーをはじめ、様々な企業から多種多様なライフジャケットが販売されており、消費者である水遊び人は、数多くの商品の中から自由に選んで購入することが出来ます。しかし、一部には粗悪品とも言えるライフジャケットが出回っている事も確認されています。※ネットで販売されているライフジャケットで浮力試験を行ったところ、その商品に表示されている浮力を大きく下回っていたという事例もあります

当ストアでは、信頼あるライフジャケットの着用を推奨しています。この「信頼あるライフジャケット」の基準として、 日本小型船舶検査機構(JCI)より厳格な「USCG(アメリカ沿岸警備隊)マーク」や、国土交通省が型式承認を行う「桜マーク」のライフジャケットがあります。これらは、製品の性能について製造元だけでなく、第三者機関が性能鑑定を行い認証しているものであり、その信頼性が担保されています。つまり、水遊びを楽しむ誰もが安心して購入出来るライフジャケットとも言えます。

ライフジャケットを購入するときは上半身のどこを測ればいいの?

ライフジャケットを探しているとメーカー、ブランド毎に様々なサイズ展開があると思います。Sサイズ、Mサイズと1サイズ間隔のモノからS/M、L/XL、もしくはフリーサイズといったざっくりとしたモノと本当に幅広くあります。
もし、自分用のライフジャケットを探しているのであれば身体にぴったりと合う物を購入するようにしましょう。友達やグループで使うことを考えているのであればフリーサイズを選ぶといいでしょう。

さて、ライフジャケットのサイズの見方はどう見ればいいのでしょうか。ライフジャケットの多くが胸囲を基本としたサイズ表記を記載しています。当店では基本、すべてのライフジャケットに胸囲をベースとしたサイズをcmで表記しております。※例:S(71~81cm)
例外もあり、子ども用のライフジャケットなどは着用する人の体重を基本としたkgで表記しています。

ライフベストの種類~あなたに必要なライフベストはどのタイプ?

ウォータースポーツ用のライフベストには大きく分けて2種類のタイプがあります。一つは浮くことを重視した国土交通省認定品USCG(米国沿岸警備隊承認ベスト、もう一つは動きやすさを重視したコンペティション(コンプベストと呼ばれるライフベストです。
それぞれのライフベストが持つ特徴を理解し、どちらのタイプを購入すべきなのかをきちんと把握しましょう。
※マリンショップMGSでは国土交通省認定品のライフベストは取り扱っておらず、USCG(米国沿岸警備隊承認ベスト)のみの取り扱いとなります。

USCG(米国沿岸警備隊承認ベスト)
これらのライフベストの特徴は浮力にあります。浮力だけでなく、程よい厚みもあるため落水時に身体が受ける衝撃を和らげてくれます。スピードが出るウォータースポーツ(ウェイクボードやトーイングチューブ、そしてバナナボートなど)を安全に遊ぶのに最適です。

USCG(米国沿岸警備隊承認ベスト)の一覧を見る

コンペティション(コンプベスト)
このタイプのライフベストの特徴は動きやすさにあります。USCG(米国沿岸警備隊承認ベスト)と比べて薄く作られており、着用する人の思う通りに身体を動かせます。厚みがないため落水時に身体が受ける衝撃をダイレクトに受けるため怪我をする可能性が高くなってしまうことがデメリットとして挙げられます。プールでの使用、カヌーやSUP(スタンドアップパドルボード)などのウォータースポーツに最適です。

コンペティション(コンプベスト)の一覧を見る

ライフジャケットの形状の違いと特徴

ウォータースポーツ用として使われることの多い「非膨張式ライフジャケット」にはいくつかの形状(型)があります。
それぞれの違いと特徴を詳しく説明していますので、どのタイプのライフジャケットがニーズに合っているのか確認しましょう。

フロントバックルタイプ
最もオーソドックスな、フロントのバックルで固定するタイプ。ベルトの長さを変えることによりサイズの調節がしやすく、体型に合わせて幅広いサイズをカバーできるのが特徴です。そのため、レンタル用やゲスト用としての使用もおすすめです。

フロントバックルタイプのライフジャケットの一覧を見る

フロントジップタイプ
フロントジップタイプはフロントバックル同様、最もオーソドックスな一つです。ジッパーのみを閉めて着用するため、身体に合ったサイズの物を着用する必要があります。コンペティション(コンプベスト)の多くがこのフロントジップタイプを採用しています。

フロントジップタイプのライフジャケットの一覧を見る

フロントバックル&ジッパータイプ
フロントバックルとジッパーで固定するタイプ。ジッパーを閉め着用するため、身体に合ったサイズの物を着用する必要があります。ただバックルの数が少ないため、すっきりとした見た目、さらにフィット感があるので動き易いです。

フロントバックル&ジッパータイプのライフジャケットの一覧を見る

プルオーバータイプ
上から被るようにして着用するため、フロントバックルやジップタイプに比べると脱着に少し手間がかかります。そのかわりにバックルやジッパーがフロントに設置されていないので手を動かしても邪魔にならず動き易くなっています。

プルオーバータイプのライフジャケットの一覧を見る

ネオプレーンとナイロン、素材でライフベストの何が変わるの?

ライフベストに使われる素材は大きく分けると布地で出来た「ナイロン」タイプと、ウェットスーツ素材で作られた「ネオプレーン」タイプに分かれます。

ネオプレーンベスト
ネオプレーンベストはウェットスーツと同じ素材のネオプレーンを使用しているため、クッション性があり肌触りが良く、生地が柔らかく、身体にフィットするようになっているので非常に動きやすいのが特徴です。ナイロンベストに比べ価格が比較的高く設定されています。

ネオプレーンベストの一覧を見る

ナイロンベスト
ナイロンベストは本体が軽量で速乾性に優れ、脱水性能が高いため、水に浸かっても重さが変わらず乾きやすいのが特徴です。カラーバリエーションやプリントが施しやすく、デザインや種類が豊富。ネオプレーンベストに比べると価格が比較的安く設定されています。

ナイロンベストの一覧を見る

ナイロン vs ネオプレーン|ライフジャケットをタイプごとに徹底比較!

ナイロンとネオプレーン、どちらのライフジャケットを選べば良いのか迷っている方はこの比較表を参考にしてください。
ネオプレーン(厚)⇒USCG(米国沿岸警備隊承認ベスト)などを指します
ネオプレーン(薄)⇒コンペティション(コンプベスト)などを指します

何なとなくは理解できた!けど不安…そんな時はマリンショップMGSの実店舗に行こう!

マリンショップMGSではウェイクボード用品やトーイングチューブ、バナナボード、そしてライフジャケットなどを販売するだけでなく、当店のスタッフが「水遊びを楽しみたい方」からのご相談などにも乗らせていただいております。
「ライフベストの選び方が分からないから詳しい人の意見に話を聞いてみたい!」といったようなご要望があれば是非、実店舗までお越しください!

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