※ウェイクボードに取り付けるアイテム、両足に装着ししっかりと固定するアイテムのことを「ビンディング」や「ブーツ」とよびます。
下記に記載する内容ではどちらの表現も使用しております。

ウェイクボードをする際には様々な用品を使いますが、その用品の中で最も重要な道具と言われているのがビンディングです。
自分の足の形にあったビンディングを選ばないと、足を痛めてしまったり、力がボードに上手く伝わりません。そのため、各ブランドは様々な技術をビンディングに取り入れています。
本ページではフレックス(硬さ柔らかさ)から、モデル(クローズド・トゥータイプ、オープン・トゥ・モデル)、フィッティング(レースアップ・タイプベルクロ・タイプ)、そしてスタンスや取付方法に至るまでウェイクボードビンディングに関する知識を網羅的に説明しています。

目次

フレックス別で選ぶ ブーツタイプで選ぶ ブーツシステムで選ぶ スタンス、取付方法について 知っておきたい豆知識

好みのフレックスを見つけよう!

ウェイクボードビンディングの購入を検討する際に確認すべき重要なポイントの一つがフレックスです。
ブーツによってフレックスの度合いは異なります。どちらかが優れているということはなく、足元をしっかり固定できる硬めのビンディングを好む人もいれば、ライディングのスタイルを出すために柔らかいビンディングを選ぶ人もいます。
スノーボードのブーツと似ているところがあり、硬めのビンディングはカービングやコントロール性に優れています。柔らかいビンディングはスタイルを出しやすくグラブやトゥウィークなどのトリックに個性を出しやすくなります。

当店ではすべてのウェイクボードビンディングの商品ページに「フレックス」※1(柔らかい)、5(硬い)という項目が記載されています。基本的に初心者用ウェイクボードビンディングは柔らかめに作られており、上級者用になるほど硬くなります。

初心者におすすめのウェイクボードビンディングの特徴
初心者用ビンディングの一番の特徴は脱着の簡易さです。脱着が簡単、というのは脱ぎ履ぎが楽になるだけでなく、転倒時のブーツが脱げないことによる怪我の防止にもなります。水面を滑る、ということに慣れるまでは転倒することも多く必要な脱げてくれるブーツを使用することが理想です。これからウェイクボードを始める方、友人やグループで使用するのに最適なブーツです。

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中級者におすすめのウェイクボードビンディングの特徴
初心者用・上級者用ビンディング、それぞれの良いところ取ったブーツが中級者用ブーツです。上級者用ビンディングに似たフィット感が得られます。上級者用ブーツと異なりオープン・トゥ(サンダル型)を採用していることが多くサイズの許容幅があるため必要なときに脱げてくれます。色んな技を練習したり、ある程度のフィット感のあるブーツをお探しの方におすすめです。

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上級者におすすめのウェイクボードビンディングの特徴
上級者以上を対象として作らたブーツの多くがクローズ・トゥ(靴型)と呼ばれるモデルとなっており、フィット感と操作性において最高のパフォーマンスを発揮してくれます。スピン(横回転)やインバート(縦回転)のトリックが出来る人におすすめです。

上級者におすすめのビンディングは見る

靴型とサンダル型、あなたに必要なのはどっちのブーツ?

ウェイクボードのブーツには2種類のタイプがあります。一つは靴のようにつま先がでないクローズ・トゥと呼ばれるブーツ、もう一つはつま先が出るようになっているオープン・トゥと呼ばれるブーツです。
それぞれのブーツが持つメリット、デメリットを知り購入すべきブーツはどちらのタイプなのかを把握しましょう。

オープン・トゥ タイプ
オープン・トゥの1番のメリットはサイズの許容幅にあります。クローズ・トゥと違いつま先が出るようになっているためグループでの使用や成長期のお子様のブーツとして最適です。

オープン・トゥ・ブーツの一覧を見る

クローズド・トゥ モデル
このタイプのブーツはオープン・トゥと違い使用する人の足にしっかりとフィットさせて使用することを目的としています。足元をしっかりと固定してくれるためつま先・かかとに体重を乗せた時のレスポンスに優れており使用する人の思う通りにボードをコントロールすることが可能です。クローズ・トゥのブーツは基本的にオープン・トゥよりも値段が高く設定されています。

クローズド・トゥ・ブーツの一覧を見る

あなたは何派?レースアップ(ヒモ)?それともベルクロ(マジックテープ)?

レースアップ・タイプ(紐)
ベルクロやボアシステムなどの技術が開発される前からずっとある、王道のシューレースタイプ。ウェイクボードを長くやっている人はこの紐タイプを愛用していることが多く、部分部分の締め具合などを調節できます

レースアップ・ビンディングの一覧を見る

ベルクロ・タイプ(マジックテープ)
ベルクロタイプの特徴は止めるポイントの少なさとシューレースタイプと違い使用時に緩まないということ。また、ベルクロタイプのブーツの最大の利点は着脱のスピード感。この着脱の早さと使用時に緩まないというメリットに惹かれてベルクロタイプのブーツを選ぶ人が大半です。

ベルクロ・ビンディングの一覧を見る

これだけは絶対に知っておきたい!〜ウェイクボードビンディングの取付方法とスタンス〜

ウェイクボードにビンディングを取り付ける時に知っておきたいことをいくつかご紹介します。

その1:ウェイクボードに取り付けることの出来ないウェイクボードのビンディングはない!

ウェイクボードのインサート(ネジ穴の間隔)に6インチと8インチの2種類があるようにビンディングのプレートサイズは6インチと8インチの2種類があります。取り付けること自体はできます、が、8インチ用ボードに6インチ用ビンディングでのセットや、6インチ用ボードに8インチ用ボードをセットした場合には、全てのネジ穴位置に適合させることができないため、足幅にこだわる方は同じインチサイズのボードとビンディングをセットしてご使用下さい。

その2:インサート(ネジ穴)とビンディングに付属するネジのピッチを知ろう!

ウェイクボードのインサート(ネジ穴)のピッチにはインチ(3/4)とミリ(m6)の2種類があります。ビンディングに付属するネジも同じで2種類のうちどちらかのネジが同梱されています。インチインサートのボードにミリネジを使用や、ミリインサートのボードにインチネジ使用することはできません。当店ではすべてのウェイクボード、ウェイクボードビンディングの商品ページにインサートタイプ、もしくは付属するネジのタイプを記載していますので確認してみてください。

では、下記のような場合どうすればいいのでしょうか?
・インチインサートのボードを使用していてブーツだけ買い替えることになったがミリネジが付属するブーツしかない!
・ミリインサートのボードを使用していてブーツだけ買い替えることになったがインチネジが付属するブーツしかない!
ウェイクボードのインサートを取り換えることはできませんが、ブーツのネジをミリからインチ、もしくはインチからミリに変更することはできます。
マリンショップMGSでは当店で販売しているブーツに使用できるインチとミリネジを手ネジ・ナベネジ共にでご用意しております。

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その3:ウェイクボードのスタンス幅と角度の決め方

ウェイクボードのスタンス幅、角度を決めるというのは、プロなどではない限り何年ウェイクボードをやっていても考えさせられてしまうもの。まして、初心者の方からするとチンプンカンプンな内容そのもの。ウェイクボードを実際にしている知識があるスタッフがいる店舗でウェイクボードとブーツを購入するのではあればその場で付けてもらえるので困ることはないと思います。ですが、当ストアをご利用いただいているお客様のようにインターネットで購入し自身で取り付けられる方も少なくありません。
そこで、、、、!
「そもそも何を持って正しいスタンス幅、角度と言うのだろう?」
という質問の回答を当店にて取り扱っているブランド、O’Brien(オブライエン)のチームライダー達が答えてくれたので参考にしてみてください。

スタンスについて: 正しいスタンスなんてない!ピンとくる場所、そこがあなたの理想のスタンス!
おいおい、正しいスタンスがないってことはないだろう!と言いたくなると思われるかもしれんませんが、そうなんです。正しいスタンス幅なんてないんです。というのも、人によって踏ん張れる、安心できる、心地の良いスタンス幅は異なります。
では、どのようにスタンスを決めればいいのか。ライダーから上がった意見で多かったのが下記の2つ。

肩幅より少し広め
ジャンプして踏ん張れると思う体制で着地する。その時の足幅をスタンスにする

すべて曖昧なようですが、全て正解なんです。なぜなら、スタンスの決め方もその人次第だからです。
最も多かった意見が1つ目の肩幅を参考にしたスタンス幅の決め方でした。そこで肩幅より狭め、広めにした場合の違いとメリット・デメリットをご紹介します。

・広いスタンス:電車の中で安定して立っているためには、足の幅を広く取るのがいいでしょう。それと同じで、ウェイクボードでもスタンスを広く取ると、滑っているときの揺れなどに強くなり安定するようになります。その一方、スタンスを広く取ることで膝への余裕が少なくなり、膝の負担が増えます

・肩幅より狭いスタンス幅:膝に余裕がある分、荒れた水面でも膝のクッションをうまく使って滑ることができるようになります。また、ターンなどがしやすくなるのが特徴です。その一方、スタンスが狭い分踏ん張りが効きづらくなります。穏やかな面での滑りやターンに強いので、初心者にオススメです。

角度について: 10°以上のダックスタンス!!
2010年以降、ビンディングプレートに角度が表記されていないウェイクボードビンディングは見なくなりました。画像1参照
ブランドにより異なりますが0°〜20°ぐらいまで調整できるようになっていると思います。スタンス幅の決め方についてはライダーにより異なったわけですが、角度についてはチームライダーの全員が「10°以上のダックスタンス(左右対称)」で始めてみると良いという意見でした。
なぜ、10°以上のダックスタンス(左右対称)なのかを詳しく説明していきます。

Q. なんでビンディングの角度は10°以上でダックスタンス(左右対称)がいいの?初心者にもおすすめ?

A. 肩幅以上に足を広げた場合は足先をまっすぐにした状態(0°)よりもガニ股(10°以上)のほうが膝が自然に曲がりやすく、安定するからです。波の外に出て滑ることが出来る人におすすめします。
スノーボードをされる方、特にカービングを楽しまれる方は10°以上の角度でのセッティングと聞くと違和感を覚えるでしょう。左右対称のダックスタンスと聞くとなおさらだと思います。
ウェイクボードではなぜ10°以上の角度をつけ、左右対称のスタンスにすることがおすすめなのか・・・。理由はいくつかあります。
その1. ウェイクボードはスノーボードと違い、「ボードのしなり、ねじれを利用したカービング」をすることが基本ありません。というのも、ボードに使われる素材が全く違うからです。スノーボードの多くは「しなり」がありますが、ウェイクボードの多くはほとんど「しならない」ように作られています。そのため、ウェイクボードで左右に移動する時ははつま先、もしくはかかとに体重を乗せ身体をその方向へ倒します。※エッジと呼ぶ人が多い
その2. ウェイクボードは水面の上を滑るスポーツです。圧雪された雪などとは違い常に不安定な面で滑らなければいけないため、安定しやすいスタンスが求められます。
その3. 最後はスタイルの話になりますが、ウェイクボードは基本、船の曳き波を利用しジャンプをするスポーツです。スノーボードで例えると「フリースタイル」に似ています。そのこともあり、フェイキー、スイッチで滑ることもあります。そのため、レギュラー・グーフィーのどちらで滑っても安定する左右対称のスタンスがおすすめされています。

その4:レベル別ビンディングセッティングのすゝめ

その3を読んでもよく分からない、実際にセットしたものを見たい!という意見が多かったので使用者のレベル別に合わせたビンディングのセッティングをご紹介します。
紹介するセッティングはウェイクボードに取付可能な最大幅をベースにしています。その3で記載しているスタンス幅のことをしっかりと理解した上で下記のセッティングを参考にしてみてください。

初心者におすすめのセッティング
スタートしてもすぐにこけてしまう、まっすぐ滑ることは出来るけど思い通りに左右に移動できない、左右に移動することは出来るが波の外にはいけないという人たちにおすすめのセッティングです。

中級者以上におすすめのセッティング
波の外に出ることが出来る、ジャンプの練習をしている、フェイキー、スイッチの練習をしているという人たちにおすすめのセッティングです。

何なとなくは理解できた!けど不安…そんな時はマリンショップMGSの実店舗に行こう!

マリンショップMGSではウェイクボード用品やトーイングチューブ、そしてバナナボードなどを販売するだけでなく、当店のスタッフが「水遊びを楽しみたい方」からのご相談などにも乗らせていただいております。
「ウェイクボードにビンディングを取り付けたいけど詳しい人の意見を参考にしたい!」といったようなご要望があれば是非、実店舗までお越しください!

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